JCA中部支部ニューズレター書評欄への投稿のお誘い


昨年度より、中部支部ではニューズレターを発刊しております。ご存知の方も多いと思いますが、その中で書評欄を設けました。コミュニケーション学に関係する重要な書籍があれば、是非、紹介をいただきたいと思います。


また、中部支部の有志の間で、特定のテーマを設けて、集中的に研究を遂行してゆくことを目的とした書評欄もあります。昨年から、「リベラリズムとその周辺」というテーマで、書評活動を、地道ではありますが、行い始めました。そして、それを受け、年次大会では支部パネルも行い、ようやく研究の磁場のようなものを作りはじめました。


マイケル・サンデルの授業がテレビ中継されるようになり、リベラリズム、コミュニタリアニズム、共和主義などの政治哲学的用語にも注目が集まりました。しかし、そこで議論の対象や方法となっているものは、単に政治哲学だけにとどまるものではなく、コミュニケーション学にも大きく関わるものであることは明らかでしょう。しかし、その隣接領域は、コミュニケーション研究者によってあまり追求されてこなかったと言えるでしょう。それでも、多文化主義やフェミニズムなどとも深く関わっているものが多いため、隣接領域に興味を持っている方は多いでしょう。


そこで、今年度も「リベラリズムとその周辺」というテーマを掲げ、コミュニケーション学との接点を研究してまいりたいと思っております。オープン参加ですので、この研究会に参加なさりたいかたは、是非、書評に参加してください。そして、是非、年次大会の支部パネルにも参加くださる方も探しております。書評だけで終わり、というわけではありません。

インフォーマルな勉強会、年次大会を利用した研究会、そして、年次大会での報告など、アカデミックな刺激に満ちた機会を作り出せればと願っております。


まずは、をご覧ください。そこに、書評用の文献リストが掲載されてありますので、まずご覧になってください。ですでに評を受けたものを選択くださっても構いません(多様な解釈が生まれることを否定していません)。また、ここに掲載されていない文献を選択なさっても構いません(ただ、その場合は、担当者<fujimaki(ここにアットマークを入れる)u-shizuoka-ken.ac.jp>に一報くだされば、と思います。)


Copyright (C) JCA Chubu Chapter All Rights Reserved.